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京都市の基本構想・基本計画(資料編)/国際コンペ/募集要項/事業記録 審査員略歴紹介

ページ番号35749

2001年2月1日

国際コンペ 「21世紀・京都の未来」 事業記録  審査員略歴紹介

総合審査委員

 

委員長

梅原 猛(うめはら たけし) 哲学者 1925年生まれ
1992年度文化功労者。
京都市立芸術大学学長を経て、国際日本文化研究センター初代所長に就任、現在は顧問。西洋哲学の研究から出発し、日本思想史、日本古代史に新視点を提示。近年は日本文化の深層を探る日本文化論や循環の思想を展開するとともに、劇作、小説を発表するなど多方面で活躍。毎日出版文化賞、大仏次郎賞、NHK放送文化賞などを受賞。
著書;「梅原猛著作集(全20巻)」「日本冒険」「隠された十字架」「ヤマトタケル」など

 

委員

安藤 忠雄(あんどう ただお) 建築家 1941年生まれ
独学で建築を学び、1969年事務所を設立。1979年日本建築学会賞を受賞し注目される。その後、「六甲の集合住宅」で住宅として初の日本文化デザイン賞、さらにフランス建築アカデミー金賞、アーノルド・ブルンナー賞、日本芸術院賞などを受賞。エール大学、コロンビア大学各客員教授。現在、安藤忠雄建築研究所を主宰。
作品: 「セビリア万博日本政府館」「住吉の長屋」「TIME'S」など
著書;「日本の建築家-安藤忠雄」「旅-インド・トルコ・沖縄」など

上田 篤(うえだ あつし) 京都精華大学教授 1930年生まれ
1956年建設省技官、1965年京都大学助教授、1978年大阪大学教授を経て、現職。建築学を専攻し、日本の住居論、都市論などによって日本エッセイスト・クラブ賞、毎日出版文化賞などを受賞。建築家としても朝日デザイン年賞、日本建築学会特別賞などを受賞。
著書;「気合いの建築・混化の都市」「京都が蘇る」「日本の都市は海からつくられた」など
作品;「橋の博物館」「大阪万国博お祭り広場」など 

 

片倉もとこ(かたくら もとこ) 中央大学教授 1937年生まれ
東京大学大学院地理学博士課程修了。津田塾大学教授、国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学教授を歴任し、現在、中央大学総合政策学部教授。イスラーム世界、アラビア社会を文化人類学的に調査、研究。多方面での業績に対し、大同生命地域研究奨励賞などを受賞。コロンビア大学客員研究員、ブリティッシュ・コロンビア大学客員教授、アラブ文献研究センター客員研究員。
著書;「アラビア・ノート」「イスラームの日常世界」「『移動文化』考」など

河合 隼雄(かわい はやお) 国際日本文化研究センター所長 1928年生まれ
京都大学教育学部長、国際日本文化研究センター教授などを経て、現職。臨床心理学を専攻し、スイスのユング研究所に留学、1965年日本人初のユング派精神分析家の資格を取得。日本におけるユング分析心理学の理解と実践に貢献し、日本の臨床心理学および心理療法に画期的な新展望を開いた。大仏次郎賞、日本心理臨床学会学会賞、紫綬褒章、NHK放送文化賞などを受賞。
著書;「昔話と日本人の心」「中空構造日本の深層」「とりかへばや、男と女」など

瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう) 作家 1923年生まれ
1952年文筆家としての生活をはじめる。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、芸術選奨文部大臣賞などを受賞し、現在も源氏物語の現代語訳を完成するなど、現役作家として旺盛な文筆活動をつづけている。一方、1973年中尊寺で得度し、法名寂聴となる。現在、天台寺住職、寂庵庵主。1988~92年敦賀女子短期大学学長。京都市文化功労者。
著書;「かの子繚乱」「田村俊子」「夏の終り」「花に問え」「白道」「瀬戸内寂聴訳『源氏物語』全10巻」など

本庶 佑(ほんじょ たすく) 京都大学教授 1942年生まれ
1979年大阪大学医学部教授、1984年より京都大学医学部教授、現在、京都大学医学研究科長・医学部長。分子遺伝学、分子免疫学の分野で多くの業績を上げ、日本生化学会奨励賞、野口英世記念医学賞、朝日賞、日本遺伝学会木原賞、日本学士院恩賜賞・日本学士院賞などを受賞。米国免疫学会名誉会員、米国NIHフォガティスカラー。
著書;「遺伝子が語る生命像」など

村田 純一(むらた じゅんいち) 京都商工会議所副会頭 1935年生まれ
1958年慶応義塾大学法学部卒業後、米国バブソン大学大学院に留学し、MBA(経営学修士号)を得る。同大学から名誉法学博士号を受けるなど京都経済界の国際派として知られる。村田海外留学奨学会理事長、京都工業会副会長、日本繊維機械協会副会長、関西繊維機器工業会会長、京都経済同友会代表幹事などを歴任。現在、村田機械株式会社代表取締役社長。1991年ベルギー王国「コマンドール王冠勲章」、1995年藍綬褒章を受章。

レム・コールハース 建築家 1944年生まれ
AAスクール(ロンドン)卒業。1995年 OMA (Office for Metrapolitan Archtecture) 創設。ハーバード大学建築学教授。ZKMコンペ(1989年カールスーエ)、ジェシュー大学図書館コンペ(1992年、パリ)、人権ビルナシオン広場コンペ(1995年、ジュネーブ)で各1位。ル・モニチュール建築賞、日本建築学会賞、アントニオ・ガウディ賞を受賞するなど国際的に活躍している。
作品:「ダンスシアター(ハーグ)」「ユーラリール計画」「ネクサス集合住宅(福岡)」など
著書:「錯乱のニューヨーク」「SMLXL」など

北里 敏明(きたざと としあき) 京都市副市長 1948年生まれ
1973年東京大学法学部卒業、同年自治省採用。1978年ハーバードロースクール留学。愛媛県市町村課長、自治省調整室課長補佐、石川県企画開発部次長、同商工労働部長、同総務部長、自治省財政課財政企画官兼大臣官房参事官、同広報室長、同国際室長、同調整室長等を歴任。1995年から京都市助役、1996年4月から副市長の呼称。

 


専門審査委員

 

委員長

上田 篤(うえだ あつし) 京都精華大学教授

 

委員

奥野 卓司(おくの たくじ) 関西学院大学教授 1950年生まれ
専門分野;情報人類学
京都工芸繊維大学大学院修了。大阪大学講師、イリノイ大学準教授、甲南大学教授などを経て現職。情報を軸に社会、文化、家族などを解析。対象分野は電子情報社会論や現代風俗まで多岐にわたる。
著書;「パソコン少年のコスモロジー」「情報人類学」など

小林 潔司(こばやし きよし) 京都大学教授 1953年生まれ
専門分野;土木計画学
京都大学大学院修了。京都大学工学部助手、鳥取大学工学部助教授、同教授を経て現職。土木計画から文明論まで幅広い視野をもつ。
著書等;「高速道路とクルマ社会-英国の道路交通政策の変遷」(ディビット・スターキー著:共訳)など

酒井 伸一(さかい しんいち) 京都大学環境保全センター助教授 1955年生まれ
専門分野;環境工学
京都大学大学院修了。汚泥処理システムのエネルギー最適化に関する研究、下水汚泥の乾燥焼却システムの設計などに関する研究を行い、都市廃棄物問題の視点から都市構造を考察している。
著書等;「有害廃棄物の定義とその管理体系」「シュレッダー廃棄物の有害成分の適正処理」など

白幡 洋三郎(しらはた ようざぶろう) 国際日本文化研究センター教授 1949年生まれ
専門分野;環境計画
京都大学大学院修了。西ドイツハノーファー工科大学に留学し、19世紀ドイツの都市公園を研究。京都大学農学部助教授などを経て現職。公園研究のほか、博覧会研究、観光の研究など、環境計画から都市論まで幅広い関心領域をもっている。
著書等;「歴史のなかの都市」「パノラマ京都百年」「花の西洋史」(訳書)「プラントハンター物語」(訳書)など

園田 英弘(そのだ ひでひろ) 国際日本文化研究センター教授 1947年生まれ
専門分野;日本社会史/比較社会学
京都大学教育学部卒業、東京大学大学院修了。京都大学人文科学研究所助手、国立民族学博物館助教授を経て、現職。ハーバード大学研究員もつとめる。都市論、文明論もてがける。
著書;「『みやこ』という宇宙」「都の文明学」「新・電気文明の展望」など

鶴岡 真弓(つるおか まゆみ) 立命館大学教授 1952年生まれ
専門分野;美術史
早稲田大学大学院修了後、アイルランド、ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。早稲田大学講師、東北芸術工科大学助教授などを経て、現在、立命館大学文学部人文総合科学インスティテュート教授。ケルト民族の美術と文化を求めて、ヨーロッパ大陸を巡回調査。
著書;「ケルト美術への招待」「ジョイスとケルト世界」「装飾する魂-日本の文様芸術」など

戸所 隆(とどころ たかし) 高崎経済大学教授 1948年生まれ
専門分野;都市地理学/商業地理学
立命館大学大学院修了。立命館大学教授をつとめた後現職。都市の再活性化と都市構造の変化など、都市問題に関して地理学からアプローチする。
著書;「都市空間の立体化」「商業近代化と都市」など

西村 周三(にしむら しゅうぞう) 京都大学教授 1945年生まれ
専門分野;経済学/臨床経済学
京都大学大学院修了。ハーバード大学研究員、横浜国立大を経て現職。医療と費用の関連をシステム論から解析するなど、臨床経済学など新分野の経済学構築をめざす。
著書;「現代医療の経済学的分析」など


橋爪 紳也(はしづめ しんや) 京都精華大学助教授 1960年生まれ
専門分野;都市研究/建築史
京都大学大学院、大阪大学大学院修了。京都精華大学講師を経て現職。商業建築史などにも興味を持ち、都市論、都市社会論から都市風俗まで幅広くユニークな視点で、現代都市社会を観察、解析。
著書;「海遊都市」「明治の迷宮都市」「倶楽部と日本人」など

布野 修司(ふの しゅうじ) 京都大学助教授 1949年生まれ
専門分野;建築学/地域計画
東京大学大学院修了。東京大学助手、東洋大学助教授などを経て現職。1979年より毎年東南アジアのスラムをフィールドワークし、日本の住宅文化との比較研究を行なう。建築評論活動も行なう。
著書;「スラムとウサギ小屋」「戦後建築史ノート」など

槇村 久子(まきむら ひさこ) 奈良県立商科大学教授 1947年生まれ
専門分野;都市計画
京都大学大学院修了。新聞記者、奈良県職員、奈良文化女子短大助教授などを経て現職。女性を視点の中心にすえ、現代都市、現代社会にアプローチする。
著書;「女たちのヨーロッパ」「お墓と家族」など

山田 裕子 (やまだ ひろこ) 同志社大学助教授 1949年生まれ
専門分野;社会福祉/社会老年学
ミシガン大学大学院修了(Ph.D)。長期ケアを必要とする老人の家族介護のプロセスの実証的研究、エイジングとジェンダーの関係の研究などを手がける。
著書等:「日本の痴呆老人介護者のウエルビーイングに及ぼすソーシャルサポートの効果」 ほか

鷲田 清一(わしだ きよかず) 大阪大学教授 1949年生まれ
専門分野;哲学/倫理学
京都大学大学院修了。関西大学助教授、大阪大学助教授などを経て現職。モードと身体についての哲学的批評、ファッション論などまで幅広く現代社会を考察。1989年サントリー学芸賞受賞。
著書;「モードの迷宮」「最後のモード」など

 

顧 問

福井 謙一(ふくい けんいち) 基礎化学研究所所長 1918年生まれ
1981年度ノーベル化学賞受賞者。文化勲章受章者。
1951年京都大学教授。京都大学工学部長、京都工芸繊維大学学長を経て、1988年基礎化学研究所所長に就任。1952年「フロンティア電子論」を発表し注目を集め、同理論で1981年にノーベル化学賞をロアルド・ホフマン博士と共同受賞、文化勲章受章、文化功労者。日本学士院賞受賞(1962年)。
著書;「科学と人間を語る」「学問の創造」など


 

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