スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市の基本構想・基本計画(資料編)/グランドビジョン策定に向けて

ページ番号35729

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2001年2月1日

21世紀・京都のグランドビジョン グランドビジョン策定に向けて

  • グランドビジョンの性格
  • グランドビジョンの策定フロー(手順)
  • 京都市の総合的な構想・計画等[資料]
    • 世界文化自由都市宣言
    • 京都市基本構想
    • 京都市基本計画,アクションプラン

 

グランドビジョンの性格

 「21世紀・京都のグランドビジョン」は,目標年次を21世紀の第一四半期の節目の年に当たる2025年に設定し,21世紀のまちづくりのあるべき姿を示す将来像,未来像です。それは,京都の歴史を振り返り,現状を分析し,平安建都1300年という超長期を展望しながら,また,市民の皆さんの幅広い参加と多彩な分野の英知の結集を通じて市民の皆さんの夢や希望を十分反映させ,京都のまちのあるべき姿を市民自らの決定による共同作品として描き出そうとする長期構想です。
 このグランドビジョンは,21世紀に向けてますます存在意義を高めていくと考えられる京都市の都市理念である「世界文化自由都市宣言」(昭和53年10月宣言)を引き続き上位概念として位置づけたうえで,これまで市政の基本方針として重要な役割を果たしてきた,2000年を目標年次とする「京都市基本構想」(昭和58年7月策定)に代わる役割を担うものです。
 現在の「京都市基本構想」は,人口,産業等の持続的増加・拡大を背景に,質的向上に配慮しつつも基調としては量的拡大を目指したものであり,社会経済情勢の大きな変化が進行する中で,こうした考え方はもはや維持できなくなっていると考えています。また,政策目標を網羅的,抽象的に列挙するだけでなく,21世紀のまちづくりの行動指針としての性格をより明確にすることが要請されています。

 そこで,都市理念の一層の明確化と目標達成のための政策手段の明示に努め,市民参加,地方分権など,市民生活と不可分の関係にある行政のあり方に関わる新しい課題への対処などをも十分念頭に置きつつ,従来の延長線上にとどまらない,都市のフィロソフィー(哲学)を明確にした「21世紀・京都のグランドビジョン」を,新たな京都市の基本構想として策定する必要があります。

 

概念図

 

グランドビジョンの策定フロー(手順)

 「21世紀・京都のグランドビジョン」は,平成7年度に行った「京都の現況に関する基礎調査」を策定作業の始まりとし、平成8年度には「政策課題抽出調査」,「〈21世紀・京都の夢〉提案募集」及び「有識者ヒアリング調査」を行い,この2ケ年の成果を,本業務の委託機関内に設置された「グランドビジョン研究会」での討議を参考に,中間報告『21世紀・京都のグランドビジョン策定に向けて』として平成9年4月に総合企画局において取りまとめました。
 平成9年度は,内外の英知を結集する「国際コンペ<21世紀・京都の未来>」や「テレビ討論会」「市民アンケート調査」などを実施しました。平成10年度にはグランドビジョン策定のための審議会を設置し,5つの部会に分かれて審議を重ねてきており,11年度には地方自治法第2条第5項による基本構想としての市会議決を経てグランドビジョンを策定し,現行の「新京都市基本計画」の期限である12年度末までには,グランドビジョンに基づく新しい基本計画が策定できるよう準備を進めていきます。

 

フロー図

 

京都市の総合的な構想・計画等[資料]

世界文化自由都市宣言

 「世界文化自由都市宣言」は,昭和53年10月に,平安京以来守り育ててきた日本文化の伝統と現在の学問の都としての環境を生かし,さらに積極的に世界との文化交流を行い,京都を優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市に発展させることを目指して,市会の賛同を得て行った宣言です。
 これは,京都市の都市理念(都市の理想像)を高らかに宣言したもので,後出の「京都市基本構想」の上位概念として位置づけています。

 

世界文化自由都市宣言文

 都市は,理想を必要とする。その理想が世界の現状の正しい認識と自己の伝統の深い省察の上に立ち,市民がその実現に努力するならば,その都市は世界史に大きな役割を果たすであろう。われわれは,ここにわが京都を世界文化自由都市と宣言する。
 世界文化自由都市とは,全世界のひとびとが,人種,宗教,社会体制の相違を超えて,平和のうちに,ここに自由につどい,自由な文化交流を行う都市をいうのである。
 京都は,古い文化遺産と美しい自然景観を保持してきた千年の都であるが,今日においては,ただ過去の栄光のみを誇り,孤立して生きるべきではない。広く世界と文化的に交わることによって,優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市でなければならない。われわれは,京都を世界文化交流の中心にすえるべきである。
 もとより,理想の宣言はやさしく,その実行はむずかしい。われわれ市民は,ここに高い理想に向かって進み出ることを静かに決意して,これを誓うものである。

 

京都市基本構想

 「京都市基本構想」は,市政の基本方針であり,市民のまちづくりの指針となるもので,地方自治法第2条第5項に基づき,昭和58年7月に市会の議決を経て策定したものです。
 「世界文化自由都市宣言」に示した都市の理念を具体的な施策と結びつけ,その実現を目指すとともに,総合的かつ計画的な市政の運営を図るため,昭和55年を起点として,おおよそ20年の将来を展望し,まちづくりの目標及び施策の方向を定めています。
 今回策定するグランドビジョン(新基本構想)は,この「京都市基本構想」に代わるもので,2025年までのまちづくりの基本方針を示そうとするものです。

 

京都市基本構想の概要
策定時期昭和58(1983)年7月
目標年次昭和75(2000)年
課題意識・
背景
○ 市民所得の伸び悩み
○ 文化創造活動の停滞
○ 人口や産業の郊外への流動,地域社会構造の変化
○ 人権問題の未解決
○ 高齢化社会の急速な到来 など
基調テーマ○ 伝統を生かし 創造をつづける都市・京都
 --建都1200年をのぞむ市民のまちづくり--
都市像(1) 歴史的風土と調和した住みよいまち
  --美しい山河をたもち 安全で快適な居住環境を--
(2) 健康で生きがいのある福祉のまち
  --市民の連帯と共同の意識が息づく福祉の風土を--
(3) 人間性をはぐくみ 未来をひらく教育のまち
  --生涯にわたる学習と開かれた学術研究の場を--
(4) 豊かなくらしをめざす活力ある産業のまち
  --手づくりの伝統と先端の技術による多様な発展を--
(5) 創造性にみちた文化と芸術のまち
  --自由な発想と世界との交流による飛躍を--
施策の大綱(1) 健康と福祉
健康を基本とした生涯福祉を確立する,心のふれあう地域社会づくりを進める,健康と福祉の総合推進体制を確立する
(2) 労働と消費生活
働きがいのある就業の場を確保する,消費者の権利を守りくらしの向上を図る
(3) 産業
文化環境を生かし産業の多様な発展をめざす,中堅・中小企業を振興する,産業活動を支える基盤をつくる
(4) 教育と学術研究
豊かな文化に根ざした生涯にわたる教育を進める,開かれた学術研究の場づくりを進める
(5) 文化
伝統文化を継承しくらしに生かす,地域に根づく文化とスポーツ活動をはぐくむ,多様な芸術を創造する,世界との文化交流を推進する
(6) 安全と供給・処理
災害に強い安全な都市をつくる,公害のない快適な環境をつくる,水・エネルギーの安定した供給と排出物の自立的な処理をめざす
(7) 都市空間の整備
都市活動を支え自然を生かす土地利用を進める,若々しい交通動脈をもち安心して歩けるまちをつくる,快適な生活が営める居住環境を整える,美しい都市景観を創造する 

 

 

京都市基本計画,アクションプラン

 「京都市基本構想」に掲げたまちづくりを推進するための具体的な施策を示した「京都市基本計画」を昭和60年3月に策定しました。以後同計画に掲げた施策・事業の多くが着手されたことや社会経済状況の変化が進んでいることなどから,平成5年3月には20世紀におけるまちづくりの総仕上げに取り組む市政運営の総合的指針となる「新京都市基本計画」を策定しています。
 平成8年12月に策定した「もっと元気に・京都アクションプラン」は,この「新京都市基本計画」を踏まえつつ平成8~11年度の4年間に新たに「着手」「充実」する施策・事業を取りまとめたものです。

 

京都市基本計画等の概要
名称京都市基本計画新京都市基本計画
策定時期昭和60(1985)年3月平成5(1993)年3月
目標年次昭和75(2000)年平成12(2000)年
計画人口164万人148万人
(参考)平成22(2010)年の人口:150万人
課題意識・
背景
○ 都市活力の低下
○ 地域社会の変貌
○ 高齢化社会の進行
○ 高度情報化の進展
○ 差別解消への総合的取組の必要性   など
○ 常住人口の減少
○ 大学や事業所の流出
○ 地域コミュニティの弱体化
○ 京都らしい風趣・景観の変ぼう
○ 基本的人権にかかわる差別・偏見の解消など真に豊かな社会の構築
○ 社会の成熟化,国際化・情報化の進展,環境問題の深刻化等への能動的な対応  など
基調テーマ等伝統を生かし 創造をつづける都市・京都
 --建都1200年をのぞむ市民のまちづくり--
平成の京(みやこ)づくり
 --文化首都の中核をめざして--
まちづくりの
基本方針等
(まちづくりの基本的な考え方)
○ 伝統の継承と創造
○ 基本的人権の尊重
○ 市民本位の市政
(まちづくりの基本方針)
(1) 人が主役の健康都市づくり
(2) 保全・再生・創造の都市づくり
(3) 発信を続ける芸術文化都市づくり
(4) グローバルな視野での都市づくり
計画の構成等○「京都市基本構想」と同じ7分野について部門別計画を提示
  (1)健康と福祉
  (2)労働と消費生活
  (3)産業
  (4)教育と学術研究
  (5)文化
  (6)安全と供給・処理
  (7)都市空間の整備

○ 部門別計画の中に主要な施策・事業(箱書施策)65項目を提示
○次の8分野について部門別計画を提示
  (1)人権の尊重
  (2)保健医療と福祉
  (3)くらしの基盤づくり
  (4)産業
  (5) 生涯学習の展開
  (6)文化と交流
  (7)都市の安全と環境
  (8)魅力ある都市空間の創造

○部門別計画の中に主要な施策・事業(箱書施策)104項目を、また「21世紀への挑戦」として別途16項目を提示

○ 市域を6ブロックに分けて地域別の整備方向を提示
  (1)都心 (2)北部 (3)東部
  (4)南部 (5)西部 (6)北部山間

 

京都市基本計画等の概要
名称もっと元気に・京都アクションプラン
策定時期平成8(1996)年12月
目標年次平成11(1999)年
課題意識・
背景
○ 人口の高齢化や少子化
○ 地域コミュニティの弱体化
○ 工場や大学の流出
○ 京都文化の相対的な地位の低下   など
キャッチ
フレーズ
21世紀・飛躍へのかけ橋
施策の重点(1) くらしと教育の先進都市づくり
(2) 快適で魅力ある,安全・ときめきのまちづくり
(3) 産業の活性化と新たなリーディング産業創出の基盤づくり
(4) 文化創造都市づくり
(5) 環境先進都市づくり
計画の構成(1)ひとが元気 (2)まちが元気 (3)産業が元気 (4)文化が元気 (5)自然が元気

第2の柱 市役所の元気策  「明るく元気な市役所づくり」

第3の柱 将来の元気策   「21世紀・京都のグランドビジョン策定」

  (全事業項目数216)

関連コンテンツ

京都市の基本構想・基本計画(第1期) (資料編)

お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室政策企画調整担当

電話:075-222-3035

ファックス:075-213-1066

フッターナビゲーション