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■平成20年度実践UD第8回講義の様子(演習「デザインチャレンジ」-4-)

ページ番号45837

2016年4月14日

UDパック~牛乳パックのUD化~

発表

牛乳パックのUD化について考えた。

まず問題点としては,注ぎ口が硬く開封しにくいことから,子どもや高齢者などには不便であったり,紙質がすべりやすく持ちにくかったり,中身が見えないなどが挙げられる。

次に,ビン,紙パック,ペットボトルごとに,「見た目(デザイン)」,「コスト」,「持ちやすさ」,「運送」,「リサイクル」,「安定」,「形」,「開けやすさ」について比較を行った。

デザインとしては,すべりにくい素材を使ったり,側面にへこみを設けたりすることが考えられる。また,取っ手を付けて,冷蔵庫から取り出しやすいようにする方法もあると思う。

未解決の部分としては,色弱者は商品を見分けにくいことがあったり,紙パックは強度の関係から丸い形状にしにくいなどが挙げられる。
発表作品1(模造紙)
発表作品2(模造紙)

他の受講生意見

(受講生意見)

ペットボトル(入り)の牛乳はなぜないのですか?

(発表者回答)

牛乳は比較的消費期限が短いことから,厳しい衛生基準が課されているためです。

小池先生講評

牛乳パックがなぜ現在のような形状になっているのかをリサーチした方がよいと思う。恐らく衛生面や輸送効率,コスト,リサイクルなど様々な理由があると思う。しかし,現状の牛乳パックが開けにくいのは事実であり,これを当たり前のことと思わずに,今回のテーマとして取り上げることは大切なことである。

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