■平成19年度キャンパスプラザ講義「実践ユニバーサルデザイン」について

京都工芸繊維大学提供　大学コンソーシアム京都　単位互換講義

「京都市みやこユニバーサルデザイン推進条例」の施行にあわせ，平成19年4月から，今年で3年目となる，大学コンソーシアム京都での単位互換授業「実践ユニバーサルデザイン」が次のとおり開講されています。
　これは，京都工芸繊維大学の森本一成先生のコーディネート（京都工芸繊維大学の提供科目）により，ユニバーサルデザインの考え方とその実践例について，各界で御活躍の講師の方々に，様々な視点から講義していただくものです。 ここからのページではその講義の概要を掲載しています。

1　会場

　　キャンパスプラザ京都（京都市下京区西洞院通塩小路下る）

2　開講期間
　　平成19年4月21日（土曜日）～平成19年7月21日（土曜日）
　　3・4講時　14時00分～17時10分（隔週土曜日）

3　講義内容
　　講義の様子は，それぞれのタイトルをクリックしてください。

（1）4月21日
・みやこユニバーサルデザインについて／京都市保健福祉局
・社会福祉とユニバーサルデザイン／福富昌城（花園大学教授）
・誰もが暮らしやすい社会へ／深田麗美（京都リップル代表）

（2）5月12日
・ユニバーサルデザインを建物に生かすには／栗山裕子（WIN建築設計事務所）
・なぜユニバーサルデザインなの？／宇津﨑光代（株式会社ミセスリビング・代表取締役）

（3）5月26日
・視覚障害の視点から考えるユニバーサルデザイン／三浦　研（大阪市立大学大学院教授）
・パネルディスカッション「障害者と一緒に考えよう」
山下純一／珍獣王国，ブルースハープ奏者，三浦　研，森本一成／京都工芸繊維大学教授，京都市保健福祉総務課

（4）6月9日
・違いを超えて，「みやこユニバーサルデザイン」を語る，インドネシアと日本／坪野えり子（京都YWCA）＆ENI SRI BUDILESTARI（京都外語専門学校講師）
・ヒューマンインターフェイス設計の考え方／森本一成／京都工芸繊維大学教授

（5）6月23日
■環境デザインとUD
・五感のUDへ，空間を読み取る。
　曽和治好（京都造形芸術大学・環境デザイン学科教授）
・大学での公園設計課題を通してのUD教育の実践
　河合　健（京都造形芸術大学　環境デザイン学科准教授）
■こども芸術とUD
・赤ちゃんの暮らし，赤ちゃんとの暮らし
　岸本栄嗣（京都造形芸術大学　こども芸術学科専任講師）
・こども，芸術，ユニバーサルデザイン
　水野哲雄（京都造形芸術大学，こども芸術学科教授）

（6）7月7日
・「座シャワー」から始まったユニバーサルデザイン／久保雅義（京都工芸繊維大学・教授）
・イトーキのUDの取組／清水　茜（株式会社イトーキ・マーケティング本部R＆D部UD＆ECO研究推進グループ）
・ユニバーサルデザインの実践活動／松岡政治（松下電器産業株式会社ユニバーサルデザイン推進チームリーダー）

（7）7月21日
・演習：デザインチャレンジ「実践してみよう」／小池　禎（オムロンヘルスケアー株式会社，村田京子（立命館大学DRL）

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※大学コンソーシアム京都「単位互換制度」
　ほかの大学の科目を履修し，それを所属大学の単位として認定してもらう制度。