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■平成20年度実践UD第8回講義の様子(演習「デザインチャレンジ」-1-)

ページ番号45833

2016年4月14日

ファーストフードショップのセルフサービス

発表

ファーストフードショップに共通するものとして,各自が自分の商品を席まで運ぶということが挙げられる。今回はこの「運ぶ」という流れの中で問題点を見つけるようにした。

ファーストフードショップへ実際にフィールドワークをした結果,「荷物を持った人への対応」,「コップがあるときのバランスの保持」,「両手が塞がった状態での2階席への移動の危険性」などが課題として浮かび上がった。

そこで次の3つのデザインを考えた。1つ目は「飲み物ホルダー付トレー」,2つ目は「ラバー製コースター」,3つ目は「バスケット」である。

セルフサービスでは自分の商品は自分で運ぶことが基本となっており,車いす利用者や杖をついた人など自力で運ぶことが困難な人に対しては,今回のようにモノだけでは解決できないこともあるため,店員が運ぶ等,人による配慮も必要である。

発表作品(模造紙)

他の受講生意見

(受講生意見)

「飲み物ホルダー付トレー」,「ラバー製コースター」,「バスケット」の3つのうち,どれが最も優れていると思いますか?

(発表者回答)

選択に幅を持たせたいので,状況に応じて3つを使い分けてほしい。

小池先生講評

フィールドワークを踏まえて発想し,さらに「運ぶ」ことに絞り込んだことは評価できる。「飲み物ホルダー付トレー」,「ラバー製コースター」,「バスケット」の3つのうち,どれが最も優れているかについては,運ぶツールがいくつか用意されており,状況にあわせて選べる状態がよいと思う。ひとつの方法ですべてを解決する必要はないと思う。

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キャンパスプラザ講義「実践ユニバーサルデザイン」について

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