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■平成20年度実践UD第8回講義の様子(演習「デザインチャレンジ」-2-)

ページ番号45834

2016年4月14日

スプーンとピルケースのコラボによる薬の飲み忘れ及び飲みにくさ改善

発表

薬は食事前後に服用されることが多いため,食事の際に使用するものとピルケースを一体化させることで,薬の飲み忘れ防止につながるのではないかと考え,今回はスプーンと一体化させることにした。

スプーンは持ち手のところが持ちやすいように太い形状になっており,太くなった持ち手の部分にピルケースを設けている。ピルケースはノックするとスライドして開くようになっている。またピルケース部分は透明になっており,これにより薬の服用を意識付けして,飲み忘れ防止につなげている。このように食事の一連の中で薬を飲むという行為が自己完結している点も大きな特徴である。

課題としては,複数回の服用への対応や,ピルケースの形状(今回はノックしてのスライド方式),衛生面(洗いにくさの問題)などが挙げられる。
発表作品1(模造紙)
発表作品2(模造紙)

他の受講生意見

(受講生意見)

スプーンを使わない食事ではどうするのですか?

(発表者回答)

ピルケースとの一体化を考えた場合,箸箱との一体化も実用的でよいと思ったが,スプーンやフォークの方がより実現しやすいと考えました。

小池先生講評

自分だけが特別な道具で食事をするのはあまり心地よいものではなく,周囲との疎外感を感じることもあるのではないか。みんなと違わないことの心地よさの視点もあるように思う。

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