スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市上京区

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

上京区の史蹟百選/鵺池

ページ番号12732

2008年10月21日

Eエリア
鵺池
鵺池

 二条公園の北寄りに小さな池があり,傍らに石碑が建っていて,よく見ると鵺池碑という字が見えます。そのさらに北側には鵺大明神の祠があり,そこにも新しい碑があります。
 平安時代の末,仁平年間(1151~54)のこと,深夜,内裏に怪しい鳥の鳴声がし,近衛天皇は非常におびえられました。弓の名手,源頼政が射落した怪鳥は,頭は猿,胴は狸,手足は虎,尻尾は蛇という姿の鵺でした。その時,血のついた鏃(やじり)を洗ったのが,この池だということです。
 このあたりは明治以降は監獄となりましたが,昭和になって公園とした時,祠と新しい碑が造られました。

DATA
・智恵光院通丸太町下る 主税町

関連コンテンツ

上京区の史蹟百選・誇りの木