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上京区の史蹟百選/京都市考古資料館

ページ番号12497

2008年10月21日

Cエリア
京都市考古資料館
京都市考古資料館

 京都市考古資料館は,京都で発掘された考古資料の展示施設として活用していますが,もとは西陣織物を展示する西陣織物館でした。本野精吾の設計で清水組が施工したことが大正3年上棟の棟礼によってわかっています。
 煉瓦造3階建の寄棟屋根に玄関ポーチをつけ,単純化された壁面など,様式主義建築が主流であった時代にしては簡素な手法が用いられています。
 昭和51年に堀川通今出川下るに西陣織会館が完成して移転したあと,京都市が保有し,京都市登録有形文化財として保存がはかられています。
 なお館の前には,三浦周行博士の撰文になる西陣の碑が残され,西陣織の伝統を知らしめています。

DATA
・今出川通大宮東入 元伊佐町

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