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上京区の史蹟百選,誇りの木/廬山寺,クロマツ

ページ番号12317

2008年10月21日

Aエリア
廬山寺
廬山寺

 節分の鬼の法楽で有名な廬山寺は,天台宗の一派,円浄宗の本山です。寺伝によれば,天慶元年(938),慈恵(じえ)大師良源(元三(がんさん)大師)が北山に開いた與願金剛院が起こりで,その後,寛元3年(1245)に法然上人の弟子住心房覚瑜(かくゆ)によって船岡山の麓に再建されました。名を廬山天台講寺と改めて天台教学の拠点とし,天台・律・法相・浄土の四宗兼学の寺院となり,洛中の叡山といわれました。応仁の乱に焼け,天正13年(1585)現在地に移りますが,建物は天明大火後の再建です。
 慈恵大師自筆の遺告(ゆいごう)は国宝,仏像,絵画など7件が重要文化財や京都府指定有形文化財です。また,この地が紫式部が住んだところと推定されるところから,新しく本堂前に造られた枯山水の庭園を源氏の庭と称しています。

DATA
・寺町通広小路上る 北ノ辺町

 

■誇りの木
クロマツ
・高さ 10.5m   
・枝張 4.5m
・幹周 0.97m
・まつ科/常緑高木

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