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上京区の史蹟百選/桜宮神社

ページ番号12714

2008年10月21日

Eエリア
桜宮神社
桜宮神社

 延喜10年(910)に北野右近馬場の桜の大樹に紫雲がたなびいて日輪が降臨したという由緒をもつ桜宮神社は天照皇大神のほか,金刀比羅・春日・八幡・稲荷・愛宕・御嶽の神を合祀しています。桜宮日降神明・桜葉明神ともいわれて信仰が篤く,足利二代将軍義詮は子宝に恵まれないため,この社に祈ったところ男子が誕生しました。それが三代将軍義満であったところから足利将軍家の崇敬を得ました。
 室町時代の末,疫病が流行したため祈願をして病を免れた者が多かったといわれ,元禄7年(1694)には10余年の間,難病に苦しんだ但馬国の荒木氏の妻が霊験を知って祈ったところ全快したので拝殿を寄進したりしています。現在は地元の崇敬者によって維持されています。

DATA
・出水通千本東入 西明神町

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