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上京区の史蹟百選/本禅寺

ページ番号12305

2008年10月21日

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本禅寺
本禅寺

 大久保彦左衛門の墓がある本禅寺は法華宗陣門流の大本山で,応永13年(1406),宗祖日蓮の本旨を継承したという越後出身の日陣が法兄日伝との法論の結果,分立して四条堀川に本禅寺を建立しました。その後,天文法華の乱(1536)に焼かれますが西陣桜井町に再建,天正19年(1591)に現地に移ります。その後も再度の大火に焼け,現在の堂宇は嘉永5年(1852)の再建になります。
 鐘楼の銅鐘は慶長11年(1606)の銘があり,大坂法安寺(生玉大明神)の鐘が大坂の役の陣鐘に使われ,大久保彦左衛門が菩提寺に寄進したという由緒がある桃山時代の名鐘の一つです。また,伏見天皇,後深草天皇の消息など3件が重要文化財となっています。

DATA
・寺町通広小路上る 北ノ辺町

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