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上京区の史蹟百選/水火天満宮

ページ番号12486

2008年10月21日

Cエリア
水火天満宮
水火天満宮の登天石

 水難火難除けの神として知られる水火天満宮は,堀川通の拡張によって現在の地へ移されたのが昭和27年でした。社伝によれば,延長元年(923)6月25日に神詫があって菅原道真の神霊を祀ったといいます。
 境内にある登天石(とうてんせき)は,菅公の薨後,雷火の災が重なったために法性坊尊意が宮中へ祈祷に向かう途中,鴨川が急に増水して渡れません。そこで神剣を捧げて祈願をこめると,水面が二つに割れて石の上から菅公が昇天し,雷雨も止んだという由来をもちます。その一片がこの石だといいます。
 このほか「是より洛中荷馬口付のもの乗へからす」という石標があります。これは堀川頭にあった江戸時代の交通標識で,このあたりから市街地になるので馬から降りて口取をせよというものです。上京区内では仁和小学校と室町小学校などにも残されています。

DATA
・堀川通寺之内上る二丁目 扇町

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