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上京区の史蹟百選/華開院

ページ番号12915

2008年10月21日

Fエリア
華開院
華開院

 浄土宗の華開院は最初大宮寺之内下る華開院町にありましたが,応仁の乱に罹災し,寛文8年(1668)に現在の地へ移りました。本尊の阿弥陀如来像は近江坂本の日吉神社の念仏堂から移したといわれ,洛東真如堂の本尊と同じ木で,慈覚大師円仁の作と伝えられています。
 寺伝では康元2年(1257)後深草天皇の皇子法達親王の開基で,後醍醐・光明・後光厳・村上の4天皇の勅願寺として禁裏内道場に準じられました。寺には後深草天皇以下歴代天皇の綸旨が所蔵されていて,皇室との関わりを示しています。
 墓地には皇室関係や光照院・三時知恩寺など尼門跡の墓があります。

DATA
・天神道丸太町上る 行衛町

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