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上京区の史蹟百選/岩神祠

ページ番号12503

2008年10月21日

Cエリア
岩神祠
岩神祠

 西陣の織屋街の奥まったところに,2メートル近い大きな石があります。これが岩神です。江戸時代,ここに有乳山岩神寺があり,授乳の神として信仰されていましたが,天明の大火後は衰微し,明治になって廃寺となり,石だけが放置されていたといいます。大正6年に芝居小屋の跡地になっていた今の土地を所有した会社が祠を建てて神事を行うようになりました。
 もともと二条堀川付近にあった石ですが,徳川家康の二条堀川城築城により岩上通六角へ,さらに後水尾天皇の女御の御所へと移されますが,小僧に化けるなどの怪異が絶えないところから雲乗院という真言宗の僧が今の地に安置して寺としたと伝えられています。

DATA
・上立売通浄福寺東入 大黒町

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