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上京区の史蹟百選,誇りの木/宗像神社,クスノキ

ページ番号12386

2008年10月21日

Bエリア
宗像神社
宗像神社

 京都御苑の西南方,築地塀と巨樹に囲まれた一郭に祀られています。もともとは北家藤原氏の流れを汲む花山院(かさんのいん)家の鎮守社として邸内に祀られていました。その祖,藤原冬嗣が延暦14年(793)に,平安京の東西両市の守護神として筑前国の宗像神社を勧請したのが始まりで,さらにその自邸小一条第に移したと伝えられています。
 祭神は宗像三女神に天石戸開神(あまのいわとわけのかみ)と倉稲魂神(うかのみたまのかみ)を合祀しています。小一条第は花山院家が相続しましたが,中世以降里内裏の周辺が公家町になるとともに京都御所の中に編入されました。
 明治天皇の東上により公家町は破却されましたが,この社は府社宗像神社として,邸内社から公許の神社として扱われるようになりました。

DATA
・京都御苑内

 

■誇りの木
クスノキ
・高さ 24.5m   
・枝張 33.2m
・幹周 8.57m
・くすのき科/常緑高木

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