スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市上京区

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

上京区の史蹟百選/浄光寺

ページ番号12513

2008年10月21日

Cエリア
浄光寺
浄光寺池大雅墓所

 浄光寺の門前には「池大雅墳墓道」という石標が立っています。浄土宗のこの寺は,文人画家,池大雅(いけのたいが)(1723~76)の墓があることで知られています。
 墓地の西北角の覆屋の中に墓碑が立っています。表に「故東山画隠大雅池君墓」,側面には相国寺の住職淡海笠常(たんかいじくじょう)の撰文,韓天寿の筆になる銘文が刻まれており,歿した翌安永6年に建立されました。
 4歳で父と死別した池大雅は文人画家の柳沢淇園(やなぎさわきえん)や祇園南海(ぎおんなんかい)に絵を学び,中国風の文人画を超えた独自の洒脱な画風を作り上げました。奇行も多かった人ですが,妻の女流画家の玉瀾(ぎょくらん)とともに貧乏暮らしを謳歌して,江戸時代の文人の面目躍如たるものがありました。

DATA
・寺之内通千本東入 新猪熊町

関連コンテンツ

上京区の史蹟百選・誇りの木