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上京区の史蹟百選/武者小路千家・官休庵

ページ番号12530

2008年10月21日

Dエリア
武者小路千家 官休庵
武者小路千家 官休庵

 武者小路通に静かな佇まいを見せる茶道の武者小路千家は三千家の一つで,千利休の孫一翁宗守(いちおうそうしゅ)の子孫が受け継ぐ家元です。初代宗守は仕えていた高松藩を寛文7年(1667)に辞したので,その茶室を官休庵といいました。
 市中のため火災に遭遇することが多く,すべての建物は明治以降の再興になります。しかし庭園は代々の宗匠の手が加えられながら,半宝庵・環翠園・祖堂・弘道庵などの茶座敷が建てられ茶庭としての形態を整えて来ました。内露地と外露地を結ぶ編笠門など,この庭ならではの意匠もあります。
 表千家・裏千家・藪内家(以上は国名勝)とともに茶庭の代表作として京都市指定の名勝となっています。

DATA
・武者小路通小川東入 武者小路町

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