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上京区の史蹟百選/光照院

ページ番号12467

2008年10月21日

Cエリア
光照院
光照院の写真

 常盤(ときわ)御所と称する門跡尼院で,南北朝時代の延文元年(1356)に,後伏見天皇の皇女進子内親王が得度して自本覚尼となられ,室町一条に光照院を創建されました。応仁の乱の焼亡後,持明院の故地に再建し,安楽光院となりましたが,のち旧称に復しました。
 以後,代々皇女が尼門跡となられ,江戸時代には再度の火災に見舞われますが,寛政元年(1789)に光格天皇の御下賜金によって復興し,常盤御所の称号を賜わりました。
 入母屋造,軒唐破風付の本堂は昭和43年に,古建築を改装したもので書院は京都御所にあった桂宮の御殿の一部を移築したものです。
DATA
・新町通寺之内下る 安楽小路町

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