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上京区の史蹟百選,区民誇りの木/大将軍八神社,モミ

ページ番号12895

2008年10月21日

Fエリア
大将軍神像
大将軍神像

 方除けの神として信仰されている大将軍八神社は,古くは大将軍堂といわれ,素盞鳴尊とその5男3女の神を祀っております。大将軍というのは陰陽道でいう西方の星(宵の明星)で,吉凶をつかさどる方位の神です。都の四方にそれぞれ大将軍が祀られて王城鎮護の神としたのです。
 79躯が重要文化財となっている木造大将軍神像は,方徳殿に収蔵されており,武装50躯,束帯28躯,童子1躯,いずれも平安時代後期から鎌倉時代にわたる製作で,革甲(かわよろい)に冑(かぶと)をつけた武装の神像は類例がありません。その伝来はよくわかりませんが,明治時代に裏の薮の中から見つかったということは,廃仏棄釈によって隠されたものと考えられます。
 また皆川家天文暦道関係資料が京都府指定有形文化財となりました。

DATA
・一条通御前西入三丁目 西町

 

■誇りの木
モミ
・高さ 17.5m   
・枝張 8.30m
・幹周 2.00m
・まつ科/常緑高木

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