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2009年2月12日

大手筋の北にある源空寺は、法然上人二十五霊場の一つです。
寺伝によると、建久六(1195)年、法然上人が、東大寺再建落慶(らっけい)供養の帰路に忍空上人の庵に立ち寄り、しばらく逗留(とうりゅう)しました。別れを惜しんだ信者が「ぜひ上人の御影を」と望んだところ、法然上人自ら尊像を造られました。忍空上人はこの御影を本尊とし、同寺を建立しました。
山門は二層からなる珍しいもので、伏見城から移築された遺構と言われており、門の両脇には徳川家光により移された朝日大黒天像と六躰(ろくたい)地蔵尊、愛染明王が祀られています。
朝日大黒天像は、元は豊臣秀吉の持念仏であったもので、一時京町大黒町に預けられた後、同寺に移された経緯から、ここ瀬戸物町はかつて新大黒町の名前で親しまれていました。この大黒天は、秀吉に天下統一の大福を授けたといわれており、今も参詣人の人気を集めています。

(伏見区老人クラブ連合会)
平成20年11月15日号掲載
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