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2009年2月12日
ふしみ昔紀行(27)
伏見区老人クラブ連合会

豊臣秀吉が伏見城に在城の頃には大亀谷敦賀町にあったが、正徳5年(1715)、伏見奉行石川備前守が徳川綱吉の念持仏であった観音像を拝領し、これを本尊として現在地に近い三河屋敷町に中興した。また、このとき、関ヶ原の戦いで伏見城で討死した鳥居元忠以下三百余名の菩提寺とするなど徳川幕府との関係が深い寺である。
寛政8年(1796)、信州善光寺の一光三尊仏阿弥陀如来像のご開帳がこの寺で行われたが、信徒からの懇望でその像を模刻することになり、これ以後龍雲寺は、桃山善光寺又は新善光寺と呼ばれるようになった。

明治27年(1894)、このあたり一帯が天皇御料地として買い上げられたので同31年に現在地へ寺地を移した。
慶応4年(1868)1月、鳥羽・伏見の戦いでは、薩摩藩の大山巌が砲兵隊長として陣地をここに置き、伏見奉行所に陣を置いた会津藩主力の幕府軍を攻撃している。
また、この龍雲寺には、なぜか十津川御親兵のお墓が87基ある。それらは、今年整地された場所に移されて、お祀りされている。明治2年から4年の間に戦死した17~20歳前後の郷士ではないかと思われるが、なぜ、ここに祀られるようになったのか詳細は定かではない。
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