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伏見区あれこれ : ふしみ昔紀行(平成19年9月)

ページ番号24284

2009年2月12日

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ふしみ昔紀行(56)

城南宮の神幸祭(中島鳥羽離宮町)

 城南宮の神幸祭は平安時代の末から続く歴史ある祭礼で、今年は10月21日に行われます。午前9時より本殿で祭典を執り行い、正午過ぎより、重さ1.5トン近くある3基の豪華な神輿の渡御が始まり、下鳥羽・竹田・上鳥羽の氏子区域を練り歩きます。夕刻、提灯と松明の明かりの中、神社に神輿が還御する様子は壮観です。
 昔は、日ごろの水争いが原因で、ときどき3基の神輿の間で喧嘩がおきたことから「喧嘩祭」と呼ばれたこともありました。
 また、江戸時代には、祭りに訪れた人々に貴重な餅を惜しげなく振る舞うならわしがあったことから「餅祭」とも言われています。そして、あぜ道を神輿が渡御する際に勢い余った舁き手に稲を踏まれないよう、刈り入れ時期の早い餅米を道端に植え、祭り前に刈りとって餅をつき、ぜんざいに入れました。絵馬堂には、当時の祭りの様子を描いた絵馬が奉納されています。
 今も境内の茶店では、餅祭ゆかりのぜんざいが人気を集めています。

城南宮の鳥居の写真
昔の賑やかな祭りの様子を描いた絵馬の写真

絵馬に見る賑やかな祭りの様子

 

 

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