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2009年2月12日
伏見区老人クラブ連合会

伏見稲荷大社拝殿の南側にある東丸神社は、学問・受験の神として知られています。伏見稲荷大社とは、境内が隣接していますが別の神社です。境内には、全国の受験生などから奉納された絵馬や千羽鶴が掲げられています。
祭神荷田東丸(春満)は寛文9年(1669)にこの地に誕生しました。幼少から歌道、書道に秀で、長じては国史、古文古歌に通じ、古典研究の基礎を開きました。門下には賀茂真淵があり、本居宣長、平田篤胤とともに国学の四大人と言われました。
赤穂浪士の討入りで有名な大石良雄の訪問を受けて吉良邸の見取図を作り、討入りの12月14日に吉良邸で茶会があることを探ったと言われています。
8代将軍徳川吉宗の信任も厚く、幕府の蔵書の閲覧を頼まれ、その間違いなどを訂正しました。病に倒れたときには吉宗から度々秘薬を送られました。
晩年は、古学普及のため東山に倭学校創立を志しましたが、実現せずに没しました。その際、研究が不完全なものは残すと後世に災いになると、燃やしたと言われていますが、今なお日本史、有職故実、歌学に関する著書が多く残されており、現在、国学院大学の創立120周年記念事業の一環として「新編荷田春満全集」が刊行中です。
東丸の学徳をしのぶ有志の人々により、荷田旧邸の一部であるこの地に社殿が創建されました。以来、「学問守護」の神として広く崇敬されています。
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