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上京区の史蹟百選,区民誇りの木/称念寺,クロマツ

ページ番号12511

2008年10月21日

Cエリア
称念寺
称念寺

 猫寺で知られる称念寺は本空山と号する浄土宗の寺です。本尊は恵心僧都作と伝える阿弥陀如来像で,慶長11年(1606)伏見城代であった松平伊豆守信吉が称念上人の遺徳を慕い,その弟子の行阿上人のために建立し,松平家の菩提寺となりました。西陣焼け類焼後,宝暦5年(1755)に再建されます。
 猫寺の由来は,3代目住職は寺が衰微するほどに猫を飼い,松平家と不和になってしまいました。折しも松平家の姫の臨終に猫の霊がのりうつり,称念寺で葬儀を行うよう遺言したことによって,寺が栄えるようになったと伝えられています。本堂前の老松を猫松といい,墓地には犬猫生物霊供養碑や猫の小墓があります。

DATA
・寺之内通浄福寺西入上る 西猪熊町

 

■誇りの木
クロマツ
・高さ 4.10m   
・枝張 16.6m
・幹周 1.60m
・まつ科/常緑高木

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