京都市名誉市民 瀬戸内 寂聴氏
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2025年4月25日
京都市名誉市民 瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう)氏

<業績>
氏は、昭和31年に処女作を発表されて以来、50年の永きにわたり、数多くの作品を執筆され、小説家としての確固たる地位を築かれた。
昭和49年には、京都に庵を結ばれ、小説や随筆はもとより、能、歌舞伎、浄瑠璃、オペラなどの台本に至るまでの活発な創作活動を続けてこられるとともに、数々の説法や講話により、悩みを抱える多くの人々に生きる希望を与えてこられた。
また、ゆかりの地の多くが京都に存在し、「源氏物語」の現代語訳を平成10年に完成され、さらには、平成19年1月に設立された「源氏物語千年紀委員会」においても、その先導的な役割を担われるなど、 「源氏物語」を通じて、日本文化の奥深さ、素晴らしさを日本全国はもとより広く海外に伝えられた。
これら唯一無二の功績により、平成18年11月には文化勲章を受章されている。
<略歴>
昭和18年9月 東京女子大学国語専攻部卒業
昭和48年11月 関山中尊寺において得度 法名「寂聴」
昭和62年5月 八葉山天台寺住職
昭和63年4月 敦賀女子短期大学学長
平成19年3月 比叡山延暦寺一山非法人寺院禅光坊住職
<受賞>
昭和32年1月 新潮社同人雑誌賞
昭和36年4月 田村俊子賞
昭和38年4月 女流文学賞
昭和59年11月 京都市文化功労者として表彰される
平成4年10月 谷崎潤一郎賞
平成5年3月 京都府文化賞特別功労賞
平成8年3月 芸術選奨文部大臣賞
平成9年11月 文化功労者として顕彰される
平成10年3月 NHK放送文化賞
平成12年10月 徳島市名誉市民
平成13年12月 野間文芸賞
平成14年1月 大谷竹次郎賞
平成18年1月 イタリア国際ノニーノ賞
平成18年11月 文化勲章
平成19年1月 徳島県県民栄誉賞
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