京都市名誉市民 茂山 七五三氏
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2025年4月25日
京都市名誉市民 茂山七五三(しげやま しめ)氏[四世 茂山千作]

<業績>
氏は、大正13年、幼少にして初舞台を踏まれて以来、80余年の永きにわたり、能狂言師として第一線で活躍され、能狂言大蔵流の伝承と発展に多大の貢献を果たしてこられた。
重要無形文化財として各個認定されているその舞台は、天下一と称され、数多の人々を魅了してこられた。
また、新作狂言の上演、埋もれた旧作の復活をはじめ、全国の学校巡演や海外公演にも力を注がれ、能狂言の普及、振興に努めてこられるとともに、演劇、テレビ等においても積極的な活動を展開されるなど、現在の狂言ブームの基礎を築かれた。
さらに、昭和32年の第1回開催以来、200回余にわたり開催し、平成19年50周年を迎えた「市民狂言会」の創設に尽力され、精力的に出演されるなど、市民が能狂言を身近に鑑賞し、楽しむことのできる環境づくりを通じて、文化芸術都市・京都の発展に大きく寄与された。
<略歴>
大正13年10月 京都金剛能楽堂において初舞台
昭和41年1月 十二世茂山千五郎を襲名
昭和58年5月 社団法人日本能楽会理事
昭和60年5月 社団法人日本能楽会常任理事
平成元年5月 重要無形文化財保持者として各個認定される
平成3年12月 日本芸術院会員
平成6年7月 四世茂山千作を襲名
<受賞>
昭和57年1月 芸術祭大賞
昭和58年3月 芸術選奨文部大臣賞
昭和58年11月 京都市文化功労者として表彰される
昭和60年11月 紫綬褒章
平成3年11月 勲四等旭日小綬章
平成5年3月 京都府文化賞特別功労賞
平成10年3月 NHK放送文化賞
平成12年11月 文化功労者として顕彰される
平成13年11月 朝日賞
平成19年11月 文化勲章
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