わかりやすい印刷物のつくり方7
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2021年11月5日
10 その他の配慮
視覚に障害のある人
状況にあわせて選びましょう
弱視の人や高齢者に有効な方法です。
できるだけ大きな文字(14ポイント以上が望ましい)で作成したり,拡大印刷したものを用意しましょう。(例:A4版→A3版)
●点字版視覚に障害のある人の中で,点字を読むことのできる人に有効です。
点字文章にすると分量が増えます。
※点字を読むことのできる人は視覚に障害のある人のうち約10%です。
※2006年3月に点字表示に関するJIS規格(JIS T0921)が制定されています。
●音声版
視覚に障害のある人や文字を読むことが苦手な人に有効です。 カセットテープなどに情報を録音するので,耳で聞いたときにわかりやすい文章にしましょう。また,表・写真・図等には説明を加えましょう。ホームページには,専用の音声読み上げソフトで読むことが可能な形式(HTML形式)の文章を掲載しましょう。
デイジー(DAISY)録音図書(DAISY:Digital Accessible Information Systemの略)視覚に障害のある人や文字を読むことが困難な人々のためにカセットテープに代わるデジタル録音図書
点字図書館や一部の公共図書館,ボランティアグループなどでデイジー録音図書が製作され,主な記録媒体であるCD-ROMによって貸し出されています。専用の機械やパソコンにソフトウェアをインストールして再生することができます。
〈デイジー図書の主な特徴〉
目次から読みたい章や節,任意のページに飛ぶことができます。
一枚のCDに50時間以上も収録が可能です。
その他障害のある人
・知的障害のある人には,やさしい日本語での表記やイラストや写真を用いましょう。
高齢者
・拡大印刷したものを用意しましょう。(例:A4版→A3版)
・外来語や略語に気をつけ,わかりやすい言葉を使いましょう。
子ども
・難しい漢字には,ひらがなやカタカナでふりがなをつけましょう。
外国人
・やさしい日本語での表記やイラスト,写真を用いましょう。
・ローマ字やひらがな,カタカナなどでふりがなをつけるのも有効的です。
・国籍がわかる場合は,できるかぎり各国語の翻訳しましょう。
お問い合わせ先
保健福祉局保健福祉部保健福祉総務課
みやこユニバーサルデザイン推進担当
TEL 075-222-4161 FAX 075-251-2940
(障害保健福祉推進室内)