わかりやすい印刷物のつくり方2
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2021年11月5日
2 印刷物の種類
印刷物の種類とその特性を知り,目的や読者に応じて使い分けるようにしましょう
3 印刷物に対する指摘
印刷物について,次のようなことを感じたり,指摘されたことはありませんか?
「目をこらさないと読めない!」
文字が小さい,細い。
説明が多い。
一行あたりの文字数が多い。
「記入しにくい!」
記入欄が狭い。
どこに何を記入すればいいかわかりにくい。
「興味がわかない!」
内容がつまらない。
文字だけで空白がない。
イラストや写真など興味を持てる工夫がない。
「内容がわかりにくい!」
難しい用語や専門的な用語,カタカナ用語が多い。
文章が長く,何を言っているのかわからない。
「色が見えにくい!」
多色刷りだが,統一性がない。
背景色と文字の色が同系で読みにくい。
4 世の中にはいろいろな人がいます
印刷物の読者には様々な人がいます。その特徴を把握することが大切です。
視覚に障害のある人
見え方は様々で,視覚に障害のある人のうち半数近くは全く見えないか,光の明暗だけがわかる人です。少し見えるが日常生活に支障が生じている「弱視(ロービジョン)」の人などもおられ,次のような様々な見えにくさがあります。
・ぼんやりとしか見えない
・見える範囲が狭い
・中心だけが見えない
・白くモヤがかかる
・一部の色の区別がつきづらい
・夜や暗いところでよく見えない
その他の障害のある人
・聴覚に障害のある人や,知的障害のある人の中には,漢字などを理解することが苦手な人もおられます。
高齢者
視力の変化は比較的早期に現れます。個人差はありますが,40歳代には視力の衰えを自覚するようになります。裸眼視力は60〜70歳代では平均0.5,90歳代では0.2〜0.3程度になります。また,白内障になる高齢者もたくさんおられます。
子ども
発達段階にもよりますが,難しい漢字や表現などは理解が困難です。
外国人
日本語を母国語としないため,難しい漢字や表現などがわかりにくいことがあります。
お問い合わせ先
保健福祉局保健福祉部保健福祉総務課
みやこユニバーサルデザイン推進担当
TEL 075-222-4161 FAX 075-251-2940
(障害保健福祉推進室内)