京せり
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2019年11月6日
京せり
来歴
承和5年(838)の文献にせりの栽培が記載されていることから,ねぎの栽培とともに古く,湧水の多い低湿地の利用として多く栽培されたようです。
現在のような湧水栽培が行われたのは約300年前と言われています。
特徴
葉の形から,とがったものを柳葉,丸みを帯びたものを丸葉と呼んでいますが,さらに色や香り,栽培地域によって京せり,青ぜり,お多福ぜり,山科ぜりに区別されています。
栽培
現在,下京区西七条,南区久世などで栽培されています。
こんな料理
おひたし,ごま和え,椀だね,鍋物のあしらい
一口メモ
せりのごま和え
- せりを良く洗って湯がき,流水にとって,水気を絞り,薄口しょうゆを入れただし汁に浸しておく。
- 軽く絞って,2㎝位の長さに切り,すりごま,だし汁,薄口しょうゆであえる。
お問い合わせ先
農林企画課 222-3351