賀茂なす
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2019年11月6日
賀茂なす
来歴
貞享元年(1684)の文献に記載があり,古くは,左京区吉田田中地区で栽培されていました。今から約100年前に北区上賀茂,西賀茂及びその附近特産の大型なす品種として栽培されるようになりましたが,起源については明らかではありません。
特徴
晩生種で幹,枝,葉とも大型で濃紫の葉にとげがあり,果は正円形で直径12から15㎝になります。皮は軟らかく,肉質はよく締まり光沢があり,“がく”(へた)は三角形になるとされています。
栽培
本来の賀茂なすは上賀茂を中心に多く栽培されています。
“京都市特産そ菜保存圃”を設置し,北区上賀茂の農家に委託しています。
こんな料理
田楽,揚げだし
一口メモ
田楽
- なすの上下を切り,横半分に輪切りにする。切り口両面に金串で穴をあけ,多めの油を熱したフライパンでふたをして焼きあげます。
- 表面に田楽味噌を塗ります。
お問い合わせ先
農林企画課 222-3351