ふれあいいっぱいかみぎょうのがっく／春日学区（かすが）

　暮らしのサポート，自治・福祉・防災活動を全国に発信されています。

　現在のように活動が盛んになったきっかけは，20数年前に足の不自由な一人暮らしの高齢者の方が火事で亡くなられたことでした。

　このような不幸な出来事を二度と起こさないようにとの思いから，学区内の各種団体が一致団結し，広報紙「春日だより」や福祉防災マップを作成され，災害時の避難場所や行政機関等の連絡先はもとより福祉防災関係の情報を掲載することにより，日常の地域づくりに役立てておられます。

　また，この他にも各種団体がそれぞれの分野を超えて連携し，元気な人，外出の苦手な人，虚弱な人，いよいよ支えが必要な人等にミニチュアサロンや会食会，配食サービス，防災・防犯・交通・健康の各種訪問や各教室を開くなど，きめ細かいサービスを学区の皆さんに提供しています。

　学区内の様々な団体と行政諸団体との連携によるネットワークは，春日学区に住んでよかったなあ，これからもずっと住みつづけたいというまちを目指し，「お隣り同士のふれあいを大切に」しながら明日の春日へ向けて進んでおられます。

＜市民しんぶん上京区版・平成17年7月15日号に連載＞