常時監視測定局、テレメータシステムについて
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2024年9月13日
市内には、一般環境大気測定局が9局、自動車排出ガス測定局が5局及び気象局が2局あり、大気汚染の常時監視を行っています。
一般環境大気測定局では、二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、二酸化窒素などの濃度を、自動車排出ガス測定局では浮遊粒子状物質、二酸化窒素、一酸化炭素、炭化水素などの濃度を、自動測定機で計測しています。
自動測定機の計測データは、電気信号として、電話回線で衛生環境研究所の通信処理装置に送られます。
さらに、このデータは整理され、測定局・測定項目別に操作処理端末(パソコン)に表示され、市内の大気汚染の状況を瞬時に把握することができるようになっています。
また、これらの計測データはサーバに集積され、測定局・測定項目別に月間値や年間値を算出するなどの統計処理を行ない、その結果を国や関係行政部局に報告し、環境行政を進めるための資料として役立てています。

一般環境大気局
(写真は京都市役所測定局:コンテナ型の測定局です。)

自動車排出ガス局
(写真は中京区にある西ノ京測定局:鉄筋コンクリート造りです。)
気象局
(比叡山測定局:山頂展望閣の先端で気象観測を行い、上層約1000mの大気の状態を調べています。)
(比叡山測定局からの眺め:風向風速計から遠く市内が見えています。)
(京都タワー局:京都タワーの展望室にあり、地上約100mの大気の状況を把握しています。)
参考
(移動測定局:さまざまな需要に応えるコンテナ型の移動式測定局です。)
操作処理端末が並んだテレメータ室
(衛生環境研究所)
操作処理端末でデータを表示しています。
(衛生環境研究所)
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局医療衛生推進室衛生環境研究所
電話:075-606-2676
ファックス:075-606-2671