伝統的構法による木造建築物について

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2016年12月1日

 京町家をはじめとする伝統的構法による木造建築物は,今なお京都市内に多く存在しており,京都らしい魅力的な都市空間を構成するための重要な要素となっています。その魅力的な都市空間を受け継ぐためには,既存の京町家が保全,再生及び活用され,伝統的構法が継承されることが欠かせないと考えています。

 ここでは,京町家の増築などに関して「京町家できること集」及び「伝統的構法による木造建築物の新築工事の設計事例」を紹介しています。設計の一助となれば幸いです。

京町家できること集

1 作成の目的

 京町家の増築などに関して,適用される現行基準を分かりやすくまとめ,適切な改修方法等を具体的に紹介し,京町家の保全,再生及び活用が円滑かつ適切に行えることを目的として「京町家できること集」を作成しました。

2 構成と主な内容

⑴ 第1部 できること編

 京町家の所有者,設計者,施工者を対象に,次のア及びイについて図解入りで,分かりやすく概要を示しています。

ア 現行基準の適用を受けずにできる京町家の意匠を活かした屋根,外壁などの修繕の方法や外壁,軒裏の外観の整備の方法等

イ 現行基準の適用を受ける大規模の修繕,模様替,用途変更などの行為について,適合しなければならない規定等

⑵ 第2部 解説編

 主として設計者を対象に,増築や用途変更などそれぞれの建築行為において適用される現行基準や,その規定のうちできること編で示した内容について詳しく解説するとともに,京町家に携わる技術者の方々が取り組まれた成果の一部について,紹介しています。また,用途変更を行う際,適用される現行基準について,1旅館,2老人福祉施設,3飲食店,4寄宿舎の例を挙げて解説しています。

京町家できること集

設計事例

 現行基準に適合する,伝統的構法による木造建築物の新築工事の設計事例を紹介しています。

 なお,本設計事例は,伝統的構法の木造建築物において一般的に行われている設計手法に比べ,精算した詳細な設計手法です。

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お問い合わせ先

京都市 都市計画局建築指導部建築審査課

電話:075-222-3616

ファックス:075-212-3657