大本山相国寺においてテロ災害を想定した合同訓練を実施しました

　上京消防署では，マネジメントプランの独自取組に，「安心・安全で住み続けられるまちづくり」を掲げており，その一環である「国際的な大規模イベント開催に対応した訓練の実施」として，2月10日（月曜日）に，テロ対策合同訓練（主催：上京テロ対策ネットワーク）を実施しました。　

　訓練は，上京警察署，上京区役所，京都府警察本部警備部機動隊，相国寺自衛消防隊，同志社FAST，上京消防団室町分団及び上京消防署が参加し，臨済宗相国寺派大本山相国寺の法堂付近において，飛来したドローンが爆発し，多数の者が負傷する「無差別テロ」が発生したとの想定で，警察機関による安全確認後，救護活動及び放水活動を行いました。更にドローン1台が飛来したため，消防機関等が緊急避難を実施するとともに，警察機動隊による爆発物処理活動が実施されました。

　東京オリンピック・パラリンピック等の国際的なイベントの開催を控え，国際観光都市である京都市がテロリズムの標的となる可能性があることから，万一の際に初動活動を迅速・的確に行えるよう，関係機関との連携を深めることができました。