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夏の文化財防火運動 ~北野天満宮において合同消防訓練を行いました~

ページ番号254865

2020年8月14日

夏の文化財防火運動 ~北野天満宮において合同消防訓練を行いました~

 上京消防署では,夏の文化財防火運動(7月12日から18日まで)の期間中に,区内の文化財社寺等において,査察や消防訓練を実施し,防災対応力と文化財防火意識の向上を図っています。

北野天満宮において地域連携合同消防訓練を実施!

 令和元年7月12日,「天神さん」で親しまれている北野天満宮において,北野天満宮自衛消防隊,文化財市民レスキュー隊,警察,消防分団及び消防署が参加した合同消防訓練を実施しました。

 訓練は,「放火により国宝である本殿から出火し,燃焼拡大中,逃げ遅れた参拝者が1名いる」との想定で,上京警察署による放火犯確保,北野天満宮自衛消防隊と文化財市民レスキュー隊による初期消火及び重要物品の搬出,上京第1消防隊による負傷者救出活動を行い,更に北野天満宮自衛消防隊,翔鸞消防分団及び北野消防隊による一斉放水を実施しました。

 現在,国宝である北野天満宮の本殿は工事中で,4月にフランスのパリにある工事中のノートルダム大聖堂において火災が発生し,世界遺産である建物の一部が失われたことから「絶対に火事は出さない」との意気込みで,全員が真剣に取り組まれていました。

 訓練終了後には,北野天満宮の神職や巫女さんを対象に消火器及びAED(自動体外式除細動器)を使用した応急手当の訓練を実施し,また,文化財市民レスキュー隊を対象にレスキュー資器材の取扱講習を行いました。

 この訓練により,北野天満宮自衛消防隊,文化財市民レスキュー隊,警察,消防分団及び消防署の各機関による地域連携活動がさらに強化され,災害対応能力の向上と文化財防火の意識を高揚させることができました。

放火犯確保訓練


消火器を使用した初期消火訓練


放水銃を使用した消火訓練


文化財レスキュー隊による重要物品の搬出


負傷者の救出訓練


一斉放水訓練


北野天満宮 橘宮司による講評


AED(自動体外式除細動器)を使用した応急手当の訓練

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ファックス:075-414-1999