山鉾の魅力細見 -木賊山-
ページ番号11917
2013年3月22日
御神体の悲しい表情と華麗な装飾の対比が見所
江戸時代の記録には「木賊刈山」とも記される山です。その名が示すように御神体が右手に鎌、左手に木賊の束を握っており、欄縁の上部にも御神体を囲むように木賊が配されています。角房掛金具は兎を、欄縁金具は蝙蝠をそれぞれあしらった優れた構図のものです。前掛、胴掛、見送はどれも彩り豊かな逸品で、それら装飾品と御神体の悲しげな表情の対比が見所です。
木賊山の由来は、山鉾の魅力細見・山鉾由来記のページをご覧ください。
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