山鉾の魅力細見 -四条傘鉾-
[2007年11月1日]
古く応仁の乱以前に起源を持っていますが、明治4年以降途絶えていた傘鉾です。昭和60年に本体が再興され、路上に飾るだけの「居祭(いまつり)」を続けていましたが、3年後に踊りと囃子が再現され完全復興しました。棒振り踊の構成は、棒振り2人と鉦(かね)・太鼓・ササラ各2人の計8人の子供からなります。囃子に合わせて踊る様子は、綾傘鉾のそれとは印象が違っていて、実に味わい深いものです。
四条傘鉾の由来は、山鉾の魅力細見・山鉾由来記のページをご覧ください。

明治4年の巡行に加わって以降途絶えていたこの傘鉾も、昭和60年にはこのような路上に飾るだけの「居祭」の形ながら114年ぶりに祇園祭に参加した

奏でられるお囃子は、新たに作られたもので、ゆったりとした特徴を持つもの

『洛中洛外図屏風』や古い文献を参考に作られ山上に赤幣と若松を飾る
四条傘鉾
傘の拡大写真(ファイル名:p17-b2.jpg サイズ:30.13 キロバイト)

傘の垂りは染色作家鈴鹿雄次郎が製作した絹織物『麗光鳳舞之図』。魔除けといわれる七色の雲を背景に、鳥が飛ぶ姿を表したもの

踊りは滋賀県滝樹神社に伝わる「ケンケト踊」を参考にして復元された
四条傘鉾
踊りの拡大写真(ファイル名:p17-b1.jpg サイズ:49.11 キロバイト)

棒振りを担当する踊子は頭に赤熊をかぶり、振袖袴姿で一生懸命踊る