「北山丸太」製の吊手の鞘(さや)に「京くみひも」を活用
ページ番号299752
2025年5月8日
車両への設置箇所(2200号車、2300号車、2600号車、2700号車)
中間車両の車内の吊手(1編成当たり計24個)
第1編成、第2編成、第3編成、第4編成、第5編成、第6編成、第7編成、第8編成
素材・技法
客室内の一部の吊手の鞘(さや)は、「北山丸太」で製作し、「京くみひも」を巻き付けています。第1編成から第5編成までの京くみひもは、平安時代以降の公家社会で使われてきた「襲(かさね)の色目」(衣服を重ねて着た時の色の取り合わせ)をテーマとしました。第6編成以降の京くみひもは「植物や自然の風景」をテーマに、「桜」(春)、「清流(せいりゅう)」(夏)、「菊」(秋)、「椿」(冬)とし、これまでより少し明るい色目としています。
第6編成、第7編成、第8編成
吊手4種類

京くみひものデザイン4種類

第1編成、第2編成、第3編成、第4編成、第5編成
吊手4種類

京くみひものデザイン4種類

御協力いただいた方々
◎北山丸太
京都北山丸太連合会 京北銘木生産協同組合
電話:075-852-0490
◎京くみひも
京くみひも工業協同組合電話:075-441-6755
有限会社昇苑くみひも
電話:0774-23-5510
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お問い合わせ先
京都市 交通局高速鉄道部高速車両課
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