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京都の町で見かけたUD事例(西本願寺)

ページ番号25048

2008年2月29日

まちで見かけたユニバーサルデザイン

西本願寺

 

 西本願寺では,
(1)互いに個人を尊重・理解し,日常的に交流し得る地域社会づくり
(2)障害者や高齢者をはじめ,すべての人々が安心して快適に暮らし,自由な移動と社会参加を行うことのできる環境整備
(3)京都が有する歴史・文化・学術等の世界的な蓄積をすべての人が共有し,享受し得ることのできる環境づくり
の3点を条理理念及び制定の決意をされ様々な取組をされています。
本願寺は京都市の条例に基づく美観地区第2種地域,また文化財保護法による史跡名勝天然記念物指定地域などに指定されており,さまざまな問題を克服されてきました。以下にはその苦労の末実現された様々な取組を御紹介します。

 

段差がない御影堂門の写真

 御影堂門は石畳であるが,段差がなく,高齢者や車いす利用者,ベビーカー利用者も安心して通行できます。

 

 

四カ国語で表記された境内案内板の写真

 境内の案内図版は,初めての外国人にも分かりやすいように四ヶ国語で表記されています。

 

 

阿弥陀堂に至る舗装された境内通路の写真

 阿弥陀堂に至る境内も,天然石をを素材として境内を歩きやすいように工夫されています。(平成7年完成)

 

 

阿弥陀堂に至るスロープの写真

 阿弥陀堂へは通常は正面の階段であがりますが,高齢者や車いすの方などに配慮され木造のスロープを設置されています。

 

 

阿弥陀堂に至るスロープとエレベータの写真

 阿弥陀堂はスロープだけでなく,エレベーターも設置されています。意匠は建物に出来るだけ会うように木造風にアレンジされています。

 

 

エレベータの拡大写真

 エレベーターの拡大図です。これにより,多くの方が阿弥陀堂に参拝できます。

 

 

境内内舗装道路の写真

 境内には,車いすの方や高齢者の方が移動しやすいように自然石を利用した舗装道路が設置されています。

 

 

車椅子用のトイレの写真

 車椅子専用のトイレも設置されています。今後,御影堂の改修にあわせて,トイレをはじめ様々な改修を行っていかれるそうです。

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室

電話:075-222-4161

ファックス:075-251-2940

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