京都まちでみかけたUD事例(御池通)
ページ番号25044
2008年2月29日
まちで見かけたユニバーサルデザイン
まち(御池通)

歩行者も,自転車も,車いすの方も,安全で安心して通れるゆったりとしたスペースを確保した歩道です。電線類も地中化され歩きやすくなっています。また,透水性舗装を採用しており,ヒートアイランドを抑制するとともに,水の循環に配慮した,環境にもやさしい道路となっています。

歩道から横断歩道へ向かう導線の歩道と車道の段差は1センチにおさえられ,点字誘導ブロックが配置されています。真中の黄色が濃い2つのブロックは夜間点滅するようになっています。

碁盤の目のようになっている京都のまちなみの特性を生かし,御池通に交差する南北通の存在を,歩行者に明確に表現するためのサインを設置しています。国際文化観光都市にふさわしく,通り名やその名の由来を日本語,英語,中国語,ハングルの4箇国語で表記し,「辻標(つじしるべ)」と名付け設置されています。

左の白いインターロッキングと,自転車のマークと矢印とで,歩行者と自転車の通行部分を分けてあります。

横断歩道でない部分の車道と歩道の路面の段差は5センチにしています。これにより,歩道の横断歩道部分とそれ以外の部分がほぼフラットになり,車椅子やベビーカーの方をはじめ,一般の方でも歩きやすいようになっています。

バス停留所を「シビックステーション」として整備しています。 軽量感のあるシェルター,ゆったりとした円形ベンチ,周辺案内サイン,及び公衆電話等を設置しています。

バス停です。観光案内図版を設置し,手すりのついたベンチ,点字ブロックを配置しています。手前の四角のブロックは,車が歩道に乗り上げるのを防止する車止めの役割を果たしています。

バス停付近の歩道と車道との段差写真です。バスへの乗り降りが安全で,楽にできるように,段差を1センチにしています。

バス停付近に設置されている公衆電話です。入口左側のボタンを押すと,自動的に扉が開き,一定の時間が経てば閉まるような構造になっています。また,電話機の高さは,車いすの方でも,子どもでも使えるように低い位置にあり,可動式のいすも設置されています。

「ゼスト御池」でショッピングしたり,「市営地下鉄」に乗るための,地下街への階段です。奥のほうに見えるのはエレベータです。
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