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京都の町でみかけたUD事例(北野天満宮)

ページ番号25047

2008年2月29日

まちで見かけたユニバーサルデザイン

北野天満宮

 

 北野天満宮さんは,学問の神様と言われる菅原道真公を祭る神社として有名ですが,以前は,石段や,段差のある石畳が多く,また,地面は,砂利等の地道であったため,雨の日の翌日は,でこぼこがひどく,車いすの方,手押し車を押す高齢者やベビーカーを押す親子連れの方等が,大変不便だったそうです。そんな状況や,参拝者の方々のご意見等を踏まえ,ひとりでも多くの方々に,参拝していただこうと,境内の段差解消に努められています。

 

鳥居から境内への通路の写真

 鳥居から,楼門に至る沿道は,できる限り平坦な石畳で舗装されています。

 

 

境内入り口へのスロープの写真

 境内への入口に当たる楼門には,空きスペースを利用して,その側面に石畳風のスロープが設置されており,車いすの方はもとより,高齢者やベビーカーの方も便利です。

 

 

スロープの拡大写真

 楼門脇に設置されたスロープの拡大写真です。

 

 

凹凸の少ない境内への道の写真

 境内へ至る道はでこぼこの少ない石畳であると同時に,両サイドの茶色の部分は漆喰を特殊な技法で固めて舗装してあります。

 

 

舗装された境内の写真

 本殿の境内も,以前は砂利でしたが,できる限り多くの方が参拝できるように,漆喰を活用した舗装がされています。見た目は土と変わらず,文化財としての景観にも配慮されています。。

 

 

舗装された本殿周囲の通路の写真

 本殿の周りの通路も,車いすの方等が巡ることが出来るように舗装されています。

 

 

車椅子用のトイレの写真

 境内に車いす用トイレが設置されています。

 

 

舗装された梅苑内通路の写真

 有名な「梅苑」ですが,これも,より多くの方が鑑賞できるようにと,通路を舗装してあります。また,その舗装も,風情を壊さないような配色の工夫がされています。

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室

電話:075-222-4161

ファックス:075-251-2940

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