京都のまちで見かけたUD事例(JR山科駅)
ページ番号25036
2008年2月29日
まちで見かけたユニバーサルデザイン
まち(JR山科駅)

JR山科駅は,「山科地区交通バリアフリー移動円滑化基本構想」に基づいて,平成15年12月から改修が進められてきました。これは駅のエントランスです。既存の道路部分との段差は,鉄板でスロープを作成し,解消されています。

券売機です。右のお金の投入口が広く,硬貨を投入しやすいようにすり鉢状になっています。またタッチパネル式の大きな文字で表示しています。視覚に障害のある方には,下のテンキーを利用し金額を指定できるうえ,数字を音声で読み上げてくれます。従来型の券売機には点字表示されています。

エレベータやトイレの位置をわかりやすく表示したサイン(ピクトグラム)です。このトイレにはオストメイト用設備やベビーチェアーがあることを示しています。

エレベータは高齢者や車いすの方だけでなく,ケガや重い荷物を持った方,妊婦などその様態に応じて幅広く使えるように考えるのがユニバーサルデザインの考え方です。

トイレのレイアウト図を示したサインです。点字表示もされています。多目的トイレ以外の一般トイレの一部には,乳幼児用のいすも設置されています。

多目的トイレです。山科駅では,男女にそれぞれ設置されています。オストメイト用便器やベビーベッドなども備えています。

エレベータは,多くの人に使っていただけますが,優先すべき方々がいることは基本です。点字での表示もされています。このエレベータは行先のボタンを押さなくても,自動的に上下します。また,音声による案内がされます。

エレベータからホームへ向かう通路です。標識はもちろん,点字誘導ブロックも設置されています。(平成17年5月現在)

エレベータからホームへ降りたところです。電車の優先座席のドアに近いところにエレベータの出入口が設置されています。これにより,車椅子の方やベビーカーの利用者が,駅のホームへスムーズへ移動することができます。

階段は2段の手すりが設置されています。また,階段を上がったすぐのところは,電車の優先座席部分が到着する位置となっています。

聴覚に障害のある方にもわかりやすいように,列車の運行状況が電光掲示板(LED)で示されます。日本語と英語で表示されます。

エスカレータです。上り下りが併設されています。
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