山鉾の魅力細見 -綾傘鉾-
[2007年11月1日]
山鉾の非常に古い形態を残す傘鉾の1つで、大きな2つの傘と棒振り囃子が特徴です。6人の公家風装束をまとった稚児も連れ添って巡行に参加します。鉾は他とは違って、台車の上に傘が載った形をしています。棒振り囃子は、赤熊(しゃぐま)をかぶり棒を持った者が鉦(かね)、太鼓、笛に合わせて踊り、祇園囃子より大きな響きでテンポが早く小気味よいものです。
綾傘鉾の由来は、山鉾の魅力細見・山鉾由来記のページをご覧ください。

巡行する2つの傘鉾。染物傘(左)の「垂り」は人間国宝の森口華弘作の友禅染『四季の花』
綾傘鉾
巡行の拡大写真(ファイル名:p16-b1.jpg サイズ:38.79 キロバイト)

江戸末期には一時この模型のような形で巡行していた

棒振り囃子。鬼形が手に持つ棒を振り回して疫病を払う踊りを行う

棒振り囃子は壬生六斎会の人々が奉仕する。太鼓方はこのように赤熊をかぶり面を付ける
綾傘鉾
面の拡大写真(ファイル名:p16-b2.jpg サイズ:30.83 キロバイト)

染物傘の上に飾られている綾傘鉾の御神体は、木彫漆仕上げの鶏である

先頭を行く6人の綾傘鉾稚児。着物姿の女性がいれば、粽を扇に乗せて渡す