語りつがれるわがまち「初音学区」
ページ番号38854
2012年9月25日
面積:0.191k㎡(国勢統計区による)
人口:3,022人 (平成20年4月1日現在)
初音学区
初音学区は,烏丸通の東に位置し,学区の真ん中を御池通が貫いています。
また「初音」という名前の由来として,室町時代にこの地に建立された曇華院の境内にあった「初音の杜(森)」が「初音」の名称を今に継ぐ貴重な逸話とされています。
明治2年,上京第二十六番組となり,同年には,国の補助を受けずに第二十六番組小学校を設立。明治8年に初音小学校,明治26年現在地に移転,戦後は中学校となりましたが,平成5年3月に閉校し,柳池中学校(現京都御池中学校)に統合。現在は京都市教育相談総合センター(子ども相談センターパトナ)となり,水琴窟を備えた初音の庭が設置され,洛風中学並びに京都万華鏡ミュージアムが併設されています。
次に現在の初音学区の現状を紹介します。
初音学区は,マンション建設に伴い,人口が急激に増加し,子どもの数も増えています。
そのため,毎年10月にパトナ(元初音校)で開催される初音区民懇親大運動会は大盛況。子ども達が天然の芝生を,はだしで楽しむ光景が多々見受けられるそうです。
その他の行事では,樹齢100年近くになる桜を,抹茶をいただきながら愛でる4月の「お花見会」や8月の「夏まつり」,11月の「初音ふれあい広場」など,パトナは,今も初音学区民にとって,重要な場となっています。
そんな中,平成18年4月,パトナの敷地内に「翔びたとう初音」記念碑が設置されました。
「翔びたとう初音」とは,初音中学校が閉校した際,「この機を新たな出発と捉え,比翼を伸ばす発展を祈念した言葉」とのこと。
初音学区は,御池通を境に,小学校の通学区域が異なるなど様々な課題を背負いながらも,住民の融合を大切に,災害時の取組や高齢化社会に向けた福祉活動の充実を目指して,自治活動に果敢に取り組まれています。
記念碑に刻まれた言葉を心に,目指すは,更にたのしく安心のまちへ。
夏まつりの様子
中京しんぶん平成20年5月15日号に掲載
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