語りつがれるわがまち「龍池学区」
ページ番号38853
2012年9月25日
面積:0.178k㎡(国勢統計区による)
人口:2,395人(平成20年2月1日現在)
龍池学区
龍池学区は,北は二条通,南は三条通,東は烏丸通,西は新町通に囲まれた区域です。
また,地名の由来は,鎌倉時代に栄えた二条関白邸「二条殿」にあった「龍躍池」(たつやくいけ)にちなんで「龍池町」と命名されたことによるものです。
現在はマンガミュージアムへと生まれ変わった龍池小学校は,明治2年,町の区分をもとにした64の「番組小学校」のひとつ,上京第二十五番組小学校として開校。京都府からの下付金を得ず,教育に熱い思いを寄せる町衆の寄付で二千両の建築費を調達して建設されたことは,美談として今なお,語りつがれています。
次に現在の龍池学区について紹介します。
龍池学区の新名所といえば,やはり,平成16年から市と京都精華大学が共同で開設に着手し,一昨年の11 月にオープンした,「京都国際マンガミュージアム」が挙げられます。
建物は,元龍池小学校の校舎が活用されたものですが,増改築にあたり,耐震構造がしっかりしていたことも判明し,先人達の教育に対する気概が感じられます。
元龍池小学校は,小学校としての役割は終えましたが,学区民体育祭や,自治連合会とマンガミュージアム共催の「龍池えむえむ夏祭り」が開催されるなど,現在でも学区民の交流の場として重要な役割を果たしています。
また,人工芝の敷き詰められたグラウンドで行われる学区民体育祭は,年々参加者が増加していますが,昨年は転倒してもけが人がなかったとか。これは,グラウンドの整備に当たって,人工芝の研究のために10数か所のグラウンドを調査するなど,よりよいグラウンドを作ろうという,学区民の元龍池小学校に対する熱意によるものでしょう。
小学校の閉校後に始まった,月1回のグラウンドなどの清掃も,毎回幅広い年齢層の数十名が参加されているとのこと。
学校が統合された今も,龍池学区民の団結の強さ,学校に対する思いが伺えます。
月1回のグラウンド清掃
中京しんぶん平成20年3月15日号に掲載
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