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語りつがれるわがまち「本能学区」

ページ番号59377

2012年9月25日

面積:0.185k㎡(国勢統計区による)
人口:4,881人 (平成20年10月1日現在)  

 

本能学区

 本能学区は,北は三条通,南は四条通,東は西洞院通,西は堀川通に囲まれ,24町内で形成されています。

 現在の高齢者福祉施設本能・堀川高校本能学舎付近(元本能小学校跡)は,織田信長が自刃した本能寺があった場所で,旧本能寺跡の石碑が建てられています。本能寺の変の後,寺は現在地(寺町御池)に移転され,旧本能寺後には大名たちが邸宅を構え,その間にも民家が軒を連ねるようになりました。

 次に,現在の本能学区の現状と取組を紹介します。

 本能学区は,かつて全千戸のうち700戸が染物業に従事する「染めのまち」でしたが,近年,以前は染屋・呉服屋であった場所に,マンション等が建つことが多くなりました。また,交通の便の良さ・良好な学校環境等から人口増加が著しく,平成10年には2,654人であった学区人口が,この10年間で倍増し,まちが様変わりしつつあります。

 この大きな変化の中でも,これまで職のつながりを基礎に培ってきた活発な住民間の交流を保ちつつ,新しい活気を取り込んで地域の活性化をはかろうとしています。 

 毎年の夏まつり,運動会,餅つき大会等は,新しく住民になられた方も加わって参加者が増え,一段と活気を増しました。9月の敬老会は,演奏,能舞,獅子舞等,多彩な舞台が大好評だったそうです。会場まで一人で行くのが難しいご長寿の方も,地域の方の申し出による送迎の協力があり,会場と自宅をスムーズに行き来できたとのこと。身近な誰かが困ったときに,地域で協力し合う気風が息づいています。

 また地域の住民を中心とする「本能まちづくり委員会」では,地域の資源である「染」の文化・技術を生かしてウォークラリー等様々なイベントを行い,伝統文化の発信と住民交流の促進に努めています。

 新しいもの,古いもの,それぞれの長所を理解して受け入れ,誰もが暮らしやすい活力あるまちづくりを,地域一丸となりすすめておられます。


準備体操イッチ・ニ・サン
(堀川高校での学区運動会)

 

中京しんぶん平成20年11月15日号に掲載

お問い合わせ先

京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当

電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421

ファックス:075-812-0408