語りつがれるわがまち「生祥学区」
ページ番号59778
2012年9月25日
面積:0.128k㎡(国勢統計区による)
人口:1,664人 (平成21年1月1日現在)
生祥学区
生祥学区は,おおむね北は三条通,南は四条通,東は寺町通,西は富小路通・柳馬場通に渡る南北に細長い形をした学区です。豊臣秀吉による都市改造後の寺院街への参拝客や東海道を旅する人々のための旅館や商店が軒を並べる,商人・職人・文化人のまちとして発展してきました。現在も京都有数の商業地としてにぎわっています。
この歴史ある学区には,「弁慶石町」という変わった名前の町もあります。一説によると,武蔵坊弁慶が常に腰掛けて休んだ大石(弁慶石)が洪水で流され,三条東京極に漂着したという伝承が,町名の由来になったとのこと。この他様々な伝説のある弁慶石は,今でも弁慶石町にひっそりと存在しています。
学区の小学校は,富小路六角下る骨屋之町に設立されました。明治5年に西雲校と名づけられましたが,番組小学校として整備され,後に生祥校と改名されました。児童数の減少等から,生祥小学校は近隣学区の小学校と統合し,新たに高倉小学校として開校しています。元生祥小学校の施設は,現在も学区の集まりや行事等に利用されています。
次に,現在の生祥学区の現状と取組を紹介します。
生祥学区の自治活動は,各種団体が学校・幼稚園等の施設を利用し,各団体の趣旨に基づき活発に活動しています。
学区の皆さんが大いに楽しむ桜祭り,春の魚釣り大会,夏祭り盆踊り大会に体育祭。年間を通じて行われる朝のラジオ体操や様々な部活動もあります。また,誰もが安心安全に暮らせるまちを目指し,防災訓練や交通安全教室等を実施されています。その一環として,下校時の児童を見守る「生祥子供見守り隊」が学区住民により結成されました。
各団体の連携を図り,学区住民の豊かな交流,世代を超えたふれあいを通じて,人に優しく,住みやすい,活気あふれるまちを目指しておられます。
弁慶石
中京しんぶん平成21年2月15日号に掲載
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