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京都市中京区

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語りつがれるわがまち「銅駝学区」

ページ番号53075

2012年9月25日

面積:0.305k㎡(国勢統計区による)
人口:2,781人 (平成20年8月1日現在)  

 

銅駝学区

 銅駝学区は,中京区の北東に位置しています。南北に河原町通,東西に御池通が走り,幕末維新の旧跡や藩邸跡等がある他,明治の初めには舎密局(理化学研究所)や療病院(府立病院の前身)等も置かれ,明治近代化とも深く関わりました。

 「銅駝」という名前の由来は,平安京の時代までさかのぼります。古代中国の都で,西域に向かう門のそばに銅の駱駝像がありました。その都に倣って造られた平安京でも,二条から中御門あたりまでを「銅駝」(=銅の駱駝像)と名付けていたことに由来し,明治8年,「上京第三十一番組小学校」を「銅駝校」に改名したと伝えられています。

 次に,現在の銅駝学区の現状と取組を紹介します。

 銅駝学区では,自治連合会を中心とする各種団体により,盆踊り大会や体育祭,防災フェスタ,秋のハイキング等,季節の行事やイベントが開催されています。特に,毎年8月15・16日開催の「銅駝区民盆踊り大会」は盛大で,会場から五山の送り火を見られる16日は,例年千人近い人出となるそうです。

 一方で,学区内にマンションの増加が著しくなった5年ほど前から,新しく学区に入居してきた方々との交流が課題となってきました。様々な行事で学区民交流を図るとともに,学区では,「顔を合わせたら誰とでもあいさつする」ことも心がけています。普段から顔なじみになり人間関係ができれば,おのずと地域全体がまとまってくると考えるからです。

 最近,学区では,行事やイベントへの住民の方の参加が増えてきました。また,今年,マンションの住民の方から,新しく女性の消防団員が4人誕生しました。自治連合会長は,「難しい問題もあるが,顔を合わせて対話することが何より重要」と語られます。

 「対話」から生まれ,育まれる地域のきずな。歴史ある学区を支える柱を感じました。


盆踊り大会

 

中京しんぶん平成20年9月15日号に掲載

お問い合わせ先

京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当

電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421

ファックス:075-812-0408