基本計画 --- 3つの理念と将来像
ページ番号10320
2008年2月26日
南区のまちづくりの将来像
水と風きらきら・暮らしゆったり・洛南しっかり


南区民ふれあいまつり

南区一斉清掃

地域のまちづくりを考えるワークショップ
「いのちと人権」を尊重することを根幹におき、「区民が主役」で、「新しい洛南」を創造する。
まちづくりを進めていきます。
1 「いのちと人権」が尊重されるまちづくり
いのちを守り、心と体の健康を保つことが基礎となってこそ、区民自らがいきいきと意欲をもって生活をより充実させていくことができます。
その基本となる人権は、侵されることのない永久の権利として、すべてのひとに保障されており、ひとが生きていく上で、最も根幹となるものです。
しかし、女性、子ども、お年寄り、障害のあるひと、同和地区住民、外国籍市民等に対する差別、偏見がいまだに存在し、生活の様々な場面で人権が侵害されていることがあります。さらに、社会運営への参加や個人の自由な生き方の選択が十分に保障されているとは言えません。
私たちの南区まちづくりにおいても「いのちの尊さ」「人権の大切さ」を区民一人ひとりが認識し、健康で充実して暮らすことができる地域社会の実現に向けて、暮らしの中でお互いの人権と色々な生活と文化が輝くまちを目指すことを、第一の理念とします。
2 「区民が主役」のまちづくり
まちづくりの主役は区民であることが原則です。しかし、実際に区民が、本当に納得できるまちづくりを進めるには、意思決定のはじめの段階から、事業を実施するプロセスまで参画することが必要になります。
そのためには、区民は自らの自治の能力を一層高めていくこと、まちづくりの方向や公共政策に対して、自分達の暮らしにとって何がよいかを主体的に判断し、行動する力量を一層大きくすることが大切です。
これに対して、行政は、十分な情報を提供し、区民一人ひとりの立場に立ったサービスの提供や、区民や企業がまちづくりに参画しやすい仕組みをつくり、創造的なまちづくりを支援するコーディネーターとしての役割を果たしていく必要があります。
こうした、主体的に活動する区民や企業とそれらを支える行政がそれぞれの役割を果たしつつ、パートナーシップによるまちづくりを進めることを、第二の理念とします。
3 「新しい洛南」を創造するまちづくり
南区は、これまで明確なビジョンのある「まちづくり」が進められてきたとは言えませんでした。ともすれば、車の通行量が多いことによる交通公害、住宅・工場などが混在する土地利用、地形条件からくる処理施設の立地といった、環境上のマイナス面を伴うイメージが先行してきたきらいがあります。
しかしながら、南区は、大小の河川、多くの公園緑地、寺社境内、近郷集落や旧街道などの自然・歴史的な資源を豊かに有し、京都の南の玄関ゾーンとしても交通利便性の高い都市基盤の整備も進んでいます。「京野菜」の産地としても有名で、今日でも都市農業が活発に維持されています。また、伝統産業から現代のハイテク先端産業まで集積する、「ものづくり都市=京都」を代表する地域です。
そして、区民の暮らしを支える基盤としてみれば、地域(学区)を基礎に築き上げられてきたコミュニティと活発な地域活動を支える経験の蓄積とすぐれた人材が豊かです。
こうした、南区が有している多彩な地域資源や発展力を活かしながら、新しい洛南を創造することを、第三の理念とします。
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お問い合わせ先
京都市 南区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:075-681-3417
ファックス:075-671-9653