心肺蘇生法

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2017年4月20日

心肺蘇生法の手順

倒れている人を発見したら,まず安全確認!


 倒れている人に近寄る前に,周囲の安全確認(交通状況,落下物,暴力行為,火災及び感電などの危険がないかの確認)を行います。自分自身の安全が確保できない場合は,むやみに近付きません。

反応の確認


 傷病者の肩をやさしくたたきながら,大きな声で呼び掛け,何らかの応答や目的のあるしぐさがあるか確認します。
 けいれんしている場合は,「反応なし」と判断します。
 反応があれば訴えを聞き,必要な応急手当を行います。

助けを呼ぶ(119番通報とAEDがあれば持ってきてもらうよう依頼する)


 反応がなければ,大きな声で人を集め,119 番通報とAED の手配を依頼します。
 周囲に人がいない場合は,心肺蘇生を始める前に,自ら119 番通報を行います。

 119番通報をすると,消防指令センター員から電話で応急手当の指導を受けることができます。(口頭指導といいます)

呼吸の確認(胸と腹部の動きを見る)


 呼吸の確認は,10秒以内に行います。
 傷病者の胸と腹部を見て,動きがない,普段どおりの呼吸ではない(死戦期呼吸:しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸)場合は心停止と判断します。
 また,普段どおりの呼吸かどうか分からない場合,判断に迷う場合も胸骨圧迫を開始します。

胸骨圧迫

 普段どおりの呼吸がない場合,あるいは判断に自信が持てない場合は心停止とみなし,心停止でなかった場合の
危害を恐れることなく胸骨圧迫から開始します。

成人の場合(おおむね15歳以上)

一方の手のひらの基部を傷病者の胸の真ん中(胸骨の下半分)にあて,その上にもう一方の手を重ねて指を組みます。
両肘を真っすぐ伸ばし,真上から垂直に胸が約5cm 沈み込む強さで圧迫します。

小児の場合(1歳以上おおむね15歳未満)

一方の手のひらの基部を傷病者の胸の真ん中(胸骨の下半分)にあて,その上にもう一方の手を重ねて指を組みます。
両肘を真っすぐ伸ばし,真上から垂直に胸の厚さの約3 分の1 まで沈み込む強さで圧迫します。
傷病者の体格によっては,片手で圧迫しても構いません。

乳児の場合(1歳未満)

2 本指で,傷病者の両乳頭を結ぶ線の少し足側を,胸の厚さの約3 分の1 まで沈み込む強さで圧迫します。

 圧迫のテンポは,1 分間に100 ~ 120 回で,可能な限り中断せず,絶え間なく圧迫します。
 圧迫と圧迫の間は,胸が元の高さに戻るよう圧迫を解除します。このとき,自分の手が傷病者の胸から離れないようにします。また,つま先を立て,自分の体を膝とつま先でしっかりと支えます。


気道確保(空気の通り道を確保する)


 片手を傷病者の額に当て,もう一方の手の人差指と中指で顎先を持ち上げます。

人工呼吸(人工呼吸の訓練を受けており,それを行う技術と意思がある場合)


 気道を確保したまま,額に当てていた手で傷病者の鼻をつまみ,自分の口を大きく開けて,傷病者の口を覆って密着させ息を吹き込みます。その際,感染防護具があれば使用します。
 息は,傷病者の胸の上がりが確認できる程度の量を1秒かけて吹き込みます。吹き込んだら一旦口を離し,もう1回吹き込みます。
 胸の上がりが確認できなくても,吹き込みは2回までとします。

胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返す

 人工呼吸ができない場合は,胸骨圧迫を継続します。
 子供の心停止では,低酸素が原因であることが成人に比べて多いため,人工呼吸の必要性が高くなります。


成人の場合


小児・乳児の場合

AEDの使用方法

お問い合わせ先

京都市 消防局警防部救急課

電話:075-212-6705

ファックス:075-212-6748